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土浦家族3人殺害 逆転有罪 : 茨城 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

土浦家族3人殺害 逆転有罪 : 茨城 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090917-OYT8T00124.htm
責任能力 判断に難しさ
 土浦市の自宅で2004年、両親と姉の家族3人を殺害したとして、殺人罪に問われ、1審・水戸地裁土浦支部心神喪失を理由に無罪判決を受けた飯嶋勝被告(33)の控訴審で、東京高裁の植村立郎裁判長は、争点となっていた事件当時の飯嶋被告の精神状態について「心神耗弱」と判断し、1審判決を破棄、無期懲役(求刑・死刑)の逆転有罪判決を言い渡した。無罪となる「心神喪失」と、刑を軽くする「心神耗弱」を巡り、1審と2審の判断が分かれたことで、被告の精神状態を裁く難しさが浮き彫りになった。

、被告の精神状態を裁く難しさが浮き彫りになった。

 高裁判決は、2008年6月の1審判決後に検察が請求し、千葉大の医師が実施した精神鑑定書などを基に「母の殺害を違法で反道徳的と認識している上、父を確実に殺害するために玄関にカギをかけ、勝手口から自宅に入るようにさせる行動などには一貫性もある。(責任能力は)著しく障害されていたが、全くない状態にはなかった」と判断。無期懲役の理由を「統合失調症の影響が否定できないとはいえ、犯行態様は残虐かつ凄惨」などとした。

 1審の弁護を担当し、「統合失調症による心神喪失状態」と主張した星野学弁護士(43)は「飯嶋被告には刑罰より治療が必要だと考えていたので、残念な結果だ。精神鑑定は客観的な判断が確立されておらず、喪失か耗弱かという『量』の判断は非常に難しい。鑑定人の選定について透明性が乏しく、裁判所がその時々の鑑定人の意見に振り回されている印象がある」と話した。

 判決に対する専門家の評価も分かれた。土本武司・筑波大名誉教授(74)(刑法)は「被告人の犯行当時の精神状態を、鑑定結果にとらわれず、犯行前後の言動も含めて総合判断しており、妥当な判決だ」と評価。一方、福島章上智大名誉教授(73)(精神医学)は「統合失調症の患者を見たことがない裁判官が『残虐な犯行だから罰を与えなければいけない』という前提で判断した時代遅れの判決。精神病理の根深さを考えると、1審の無罪判決が正しかった」と批判した。
(2009年9月17日  読売新聞)

>精神鑑定は客観的な判断が確立されておらず、喪失か耗弱かという『量』の判断は非常に難しい。鑑定人の選定について透明性が乏しく、裁判所がその時々の鑑定人の意見に振り回されている印象がある」

量というか、精神病か否かの判断も難しいというよりは
いい加減で適当です。

それが精神医学。10人が鑑定すれば
10人とも違う結果になるいきあたりばったりの鑑定。

その意見を根拠にして裁判を勝とうとしている弁護士がいうのもなんなのですが、もはや鑑定医がおかしいという事は弁護士業界には知れ渡ってきたようですね。


それにしても、
刑法の専門家は妥当だというのに
精神医学の専門家は批判。

刑法の範疇の裁判なのに、どのツラで偉そうに批判している馬鹿は
誰でしょうね。

時代遅れ?

精神医学のいい加減な鑑定によって、
罪のある人が、罪がなかったことにされる事こそ時代遅れの判決です。


それにしても、
実のところ、恐らくは統合失調症の治療によって攻撃性増大してこのような犯行に至った可能性が高く、

だからといって罪がないわけではないので償うべきであるところですが
これ以上、治療したところで人の精神を歪めてしまう治療が本人のためになるわけがありません。

家族を自分の手で殺してしまうという、恐ろしい悲劇。

精神医療によって殺人鬼に変えられ、
そのあとに、精神医療によって無罪になり、
治療によって、精神を破滅させられる悲劇。

そんな実例はもうたくさんなのですが
これからもまだまだ続くでしょう。


刑法を捻じ曲げる精神科医のいる限り。
患者と家族の被害は、これからもまだまだ続きます。