精神科医は医者じゃないです[白衣を着た売人です]

精神医療の実態を暴き出しています。最新情報はFacebookページでどうぞ。

薬物を配る善意の人助けの行動が、破滅を呼ぶ悲劇

正直なことをいうと、心が痛いわけではないです。

次のニュースのように、善意と信じて麻薬覚せい剤と同じような薬物を被災者に渡している精神科医のニュースをみると、人のおろかさとは、無知からくるのだな。という風にしか見れません。

本当にがっかりして心が痛みます。


引用>>>
河北新報 東北のニュース/被災者の悩み少しでも軽く 気仙沼の心療内科医
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t13026.htm


大切な人や物を失った空虚感で、不眠やパニック発作に悩む人が少なくない。手元に処方薬はないが、日々の会話で変化を見守る。重症患者には、派遣医療団に分けてもらった薬を届ける。
 「先生の顔を見ただけで落ち着くよ」と避難所の男性(72)。同行する看護師長浅野美保子さん(56)=気仙沼市=は「自分も倒壊した診療所付近を見ると、動悸(どうき)がする。同じ立場だから分かる気持ちがある」と被災者に寄り添う。
<<<引用終わり


報道する方も、これを美談として取り上げているのですから、やはり、依存中毒薬物に関しては無知にもほどがある程度に何もしらないのでしょう。

震災でショックに見舞われた人に、依存薬物を配ることの、どのあたりに美談の要素があるのでしょう。

薬物の害をよく知っている人から見れば、それはどれだけ残酷な話なのかはわかります。




以前、私の友人には違法薬物反対のために、働く人もいるとお伝えしたことがあったかと思います。

精神薬ではありませんが、依存中毒のある主に違法な薬物が人体にどのように作用し、どのような悪影響があるのかを知った上で精神薬についても知るとよいでしょう。

結局は同じ系統の薬物なのですから。


違法薬物の真実は、この動画を見るとよくわかります。

真実を知ってください:薬物
http://jp.drugfreeworld.org/#/documentaries/truth-about-drugs-documentary-intro

それぞれの薬物についての真実がわかります。
マリファナ / アルコール / エクスタシー / クラックコカイン / 覚醒剤
/ コカイン / 有機溶剤(シンナー) / ヘロイン / LSD / 処方薬 / 鎮静剤


ちなみに・・・

処方薬物は、悪いことをやっているという罪悪感がないぶんだけ、
違法薬物より依存・中毒性が高い。ということは、
アルコール依存などを扱う施設の人なら、よく知っている事実です。

つまり、向精神薬のほうが抜け出しにくいということです。

それをふまえてリンク先をごらんください。