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「早く職場に戻りたい」――復職を願う「ウツ」休職者に潜む落とし穴

「早く職場に戻りたい」――復職を願う「ウツ」休職者に潜む落とし穴

悩んでいる人に覚醒剤を処方して元気にさせよう。

こういう手法を用いる精神医学ですから
主張していることは、もうわけがわかりません。

このような記事がありました。

「早く職場に戻りたい」――復職を願う「ウツ」休職者に潜む落とし穴
http://diamond.jp/series/izumiya/10009/

軽く読んで、変だなと思いましたが、
よく読んでもよくわかりません。

仕事を休むこと。

これに正直になれ、という話のようですが

休みたい気持ちもあるときは誰でもあると思いますが
休んでばかりだと、生活に差しさわりもあるために
多くの人は仕事するんでしょうし

何より面白い仕事をしている人は、面白くするので
休みたいという気持ちが吹き飛ぶものでしょう。

この精神科医は言います。

> 極論めいて響くかも知れませんが、事情さえ許せば、人間というも
> のは義務を伴う仕事を決して自発的に「したい」とは思わない生き
> 物であるはずです。

実に嘘です。

ということは、人類が目指すべき方向は
自発的には何もしない人間なんでしょうか。

大金を得た人間は、事情さえ許すので
一生を何もせずに生きますか?

芸能人でもお金を稼いでいる人はいますが、
自発的に「したい」と思わないから嫌々仕事させられていますか?


世の中で精力的に活躍している人は大勢います。
大金を稼いで、一生遊んで暮らせる部類のお金を稼ぐ人も
いると思います。その人たちは、自発的に「したい」と思って
仕事をしている人も大勢いますよ。


精神科医の決めつけ。
患者は苦しんでいるから、薬を取ろうと思う"はずです"。
患者はストレスがあるから精神障害者になって
仕事をせずに保障をもらって遊びたいと思う"はずです"

勝手な彼の勘違いにより、薬を投与され
実際に、仕事ができない状態までダメージを与えられる人は
かなりいると思います。


> 仕事は初めから当然「すべき」ものだと教化され、「したい」とさ
> え思い込むまでに「社会化」されてきています。しかし、この「社
> 会化」とは、もっぱら私たちの「頭」に対してなされたものであっ
> て、自然の摂理を失わない「心」や「身体」は決してそれに染まっ
> てはいません。

まったくのでたらめですね。

お金になるかならないかはともかくとして
仕事は、したい、と思う気持ちは人として自然の事かもしれません。
ただ、休みたいなと思える気持ちもあるでしょう。

いい仕事につきたいな。やりがいのある仕事をしたいな。
そう思う気持ちが自然であって、
この精神科医の言うことは、間違っています。

そう。医師だから、権威があるから、という
色眼鏡と偏見に満ちた視点ではなく

たんなる、合法覚醒剤配布産業の中心に存在する邪悪な人間。

そう仮定してみれば、彼らの指示する内容に嘘ばかりがちりばめられていることなど
非常に簡単に見分けることができます。


>「早く職場に戻りたい」――復職を願う「ウツ」休職者に潜む落とし穴
落とし穴は、精神医療に関わることではないでしょうか。



さて、もう一つ、面白いニュースがありました。


新世代の抗うつ薬で最も有効な薬剤はセルトラリンとescitalopram
http://www.e-expo.net/world/2009/02/escitalopram.html

なんか記事自体が二重になって変な内容になっていますが全文引用します。
────────────────────
> 新世代の抗うつ薬で最も有効な薬剤はセルトラリンとescitalopram
> 2009/2/12
> 新世代の抗うつ薬のうち、有効性と患者の受け入れやすさという点で、セルトラリン(商品名:Zoloft,日本での商品名ジェイゾロフト)とescitalopram(Lexapro、日本国内未承認)が最も優れており、reboxetine(Edronax/Vestra、同)の有効性が最も低いことが、イタリアの研究で示された。
> この知見は、イタリア、ベローナ大学のAndrea Cipriani博士らが大うつ病(major depression)患者2万5,000人以上を対象とした117件の無作為化対照試験研究(1991年~2007年11月30日、被験者2万5,928例)をレビューして得られたもの。対象となった抗うつ薬は下記の12剤(一般名/商品名):
>
> ・bupropion(Wellbutrin/Zyban)-ノルアドレナリンドパミン再取り込み阻害薬
> ・citalopram(Celexa)-SSRI
> ・duloxetine(Cymbalta)-SNRI
> ・escitalopram(Lexapro)-SSRI
> ・fluoxetine(Prozac)-SSRI
> ・フルボキサミンルボックス)-SSRI
> ・ミルナシプラントレドミン)-SNRI
> ・mirtazapine(Remeron)-四環抗うつ薬
> ・パロキセチンパキシル)-SSRI
> ・reboxetine(Edronax/Vestra)-選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
> ・セルトラリンジェイゾロフト)-SSRI
> ・venlafaxine(Effexor)-SNRI
>
> (SSRI: 選択的セロトニン再取り込み阻害薬SNRIセロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬。英文表記の製剤は日本国内未承認)。
> 分析の結果、セルトラリンは、duloxetineに比べ30%、以下フルボキサミン(27%)、fluoxetine(20%)、パロキセチン(25%)、reboxetine(85%)に比べてそれぞれ有効であった。また、escitalopramはduloxetine に比べ33%、以下フルボキサミン(35%)、fluoxetine (32%)、パロキセチン(30%)、reboxetine(95%)に比べてそれぞれ有効であった。nirtzapineとvenlafaxineの有効性はセルトラリン、escitalopramと同等であったが、後者の2剤では患者が最も受け入れやすく、治療中止患者数が有意に少なかった。
> Cipriani氏らは「escitalopramとセルトラリンは有効性と受け入れやすさのバランスが最も良く、中等度から重度の大うつ病の治療開始時の最良の選択である」と述べている。研究結果は、英医学誌「The Lancet」オンライン版に1月29日掲載された(印刷版は近日号に掲載予定)。(HealthDay News 1月29日)
> 新世代の抗うつ薬のうち、有効性と患者の受け入れやすさという点で、セルトラリン(商品名:Zoloft,日本での商品名ジェイゾロフト)とescitalopram(Lexapro、日本国内未承認)が最も優れており、reboxetine(Edronax/Vestra、同)の有効性が最も低いことが、イタリアの研究で示された。
────────────────────

これは有意義な研究なのでしょうか?

私には
どれもこれもダメな中で、どれがだめかを順位づけするという
非常に無意味な行為を、なんとか大学のなんとか博士という
詐欺師が必死こいて、研究したようにみえます。

これで、日本で大人気で
グラクソスミスクライン社のパキシルから
ルボックスジェイゾロフトに切り替える患者が出てくれば
よいとでも思っているのでしょうか。

抗うつ剤、効果に3割の差 日英伊研究、薬を順位付け
2009年1月31日10時0分
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY200901290133.html
こちらでも同じ内容の記事ですが、カタカナと英語と商品名とが入り乱れて非常に理解困難ですが。
日本にレメロン、シンバルタ、レクサプロが入ってこようとしていることがわかりますね。



ゾロフトについてはこちらをご覧ください。
そして、日本では承認されていませんが、プロザックについても
紹介されています。

プロザックの秘密
http://adbusters.cool.ne.jp/prozac2.htm

> 精神病歴なしの心身共に健康な20人のボランティアが参加して、半
> 数はゾロフトというパルゾック以来有名になったSSRI系の薬を2週
> 間服用します。
>
> しかしながら、実験結果が出るのを待たずしてSSRI系の薬を服用し
> ていた2名のボランティアが危険なほどに錯乱状態に陥り、自殺願
> 望まで持つようになってしまいました。元々、二人共健康だったの
> で、単純な情緒不安定からこのような反応がでたとも考えられませ
> んでした。
>
> 2人の内の1人は30歳の女性で、薬を服用してから2週間後に彼女は
> 走っている車の前に飛び出したいと願望に捕われてしまいました。
> 「その時は全く夫の事も、子供の事も考えておらず、自分を轢いて
> くれる車の事以外は何も考えてはいない様子だった」とヒーリーは
> レポートしています。

プロザックのことを、ポラゾックと誤記されている個所もあるようですが、(パルゾックも誤記かな?)貴重なレポートです。